針葉樹と広葉樹
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皆さんは「あつまれどうぶつの森」ってやったことありますか?
僕は小さい頃に「どうぶつの森」をやってたんですが、身の回りにある木を揺すって、果物を拾ったり、魚を釣ったりして、それで暮らすみたいなのがワクワクして、夢中でやっていました。
で、「あつまれどうぶつの森」のキャッチコピーが、
『何もないから、なんでもできる』
って、知ってましたか?
飯南町のような田舎で生活していると、ほんとにこんな感覚になります。さすが任天堂。
「どうぶつの森」にハマったことがある人はもれなく田舎生活を体験した方がいいかもしれません。ハマるかもしれませんよ。
via:Nintendo
今回の記事は、そんな「あつ森」をプレイしている人が全員、気になっていたであろう、
木の形が違うのなんで?という話です、、、!
はじめにざっくり説明してしまうと、
木の緑の部分が三角形で表現されているのが、針葉樹。
ボールみたいな丸いものがモコモコとひっついているのが広葉樹です。たぶん。
針葉樹ってどんな木?
針葉樹の特徴をざっと並べると、
・葉が針やウロコのように細い。
・ほとんどが1年中緑の葉っぱをつけている。
・年輪がはっきりしている。
・幹がまっすぐ伸びていく。
・材質は柔らかくて、加工がしやすい。
・虫が嫌がる香りがする。人間にとってはリラックスできる香り。
・主に建築の材料として使われる。
などです。
ヒノキ、スギ、ツガ、アカマツ、クロマツなどが代表的なものですね。
広葉樹ってどんな木?
次に、広葉樹の特徴は、
・葉が広くて、丸い。
・葉が色づいて落ちるものと、1年中緑の葉っぱをつけているものがある。
・日光を得るために、横に枝を伸ばしていく。
・幹がくねくね曲がっている。
・材質は硬くて、丈夫。
・主に、家具などに使われる。
などです。
ケヤキ、クリ、ナラ、タモ、キリ、ブナなどが代表的なものでしょうか。
針葉樹と広葉樹の森、どちらが好きですか?
木の祖先は針葉樹だと考えられていて、針葉樹のある種類が太陽の光をもっと浴びるたびに枝を横に伸ばして、葉っぱを大きく丸くし、進化したものが広葉樹だと言われています。
今では進化した広葉樹の方が種類が多く、針葉樹は540種類ぐらいですが、広葉樹は20万種類以上もあると言われています。
日本の森林も元々は80%ぐらいが広葉樹の森だったのですが、
戦後に建築の材料となる木材の生産のために、針葉樹のスギ、ヒノキなどが多く植えられて、広葉樹の森は50%ほどになりました。
ここ飯南町の森林も50%ぐらいが広葉樹で残りがスギ、ヒノキ、マツで3等分といった感じです。
広葉樹の森は果実が実ったり、葉っぱがきれいに色づいたり、キノコが生えたりと「どうぶつの森」のようなみんながワクワクする森のイメージがありますが、みなさんはどちらの森の方が好きですか?
山登りなんかする時に、広葉樹の森なのか、針葉樹の森なのかということを気にしながら登ってみると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
飯南・縁の森 森脇