山はみどり色
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山ってみどり色で目に優しい感じがしますよね。
今回は、みどり色の中での違いに目を向けてみようと思います。
下の写真の中にはスギとヒノキがありますが、みなさんは見分けがつきますか??
スギとヒノキの名前は聞いたことあるけど、違いは分からないという方が多いのではないでしょうか?
今回は以下の大きく3つから、見分け方を紹介していきたいと思います。
1| 香り
2| 木の皮
3| 葉の形
1| 香り
スギもヒノキもウッディーで爽やかな特有の香りがあり、どちらもリラックスやリフレッシュ効果があると言われています。
スギはヒノキに比べるとくせのない香りで、ほんのりと甘い芳香が特徴です。和室の内装や酒樽、お弁当箱など生活の身辺で古くから利用されています。
一方でヒノキは独特の強い芳香があり、神社建築や舞台、檜風呂などに使われています。エッセンシャルオイルや浴室の材料としてもよく使われています。
2| 木の皮
二つを比べると、スギは皮が細かく分かれていて、
ヒノキは皮がペリペリはがれそうなイメージです。
でも、木の皮だけで判断するのは正直難しいです。
3| 葉の形
スギとヒノキは葉の形が決定的に違うので、1、2で判断が難しい場合は、葉を見るとわかりやすいです。
スギの葉は固く、写真のように葉先が尖っているのが特徴です。
一方でヒノキの葉は柔らかく、葉先は丸くて、平たく広がっているような印象です。
森の中を歩いていて、木の下に落ちている葉っぱの形を見れば、
スギかヒノキか一発でわかると思います。
ちなみに、はじめに出した写真のスギとヒノキはこんな感じです。
こうみると、
スギはモコモコしていて、ヒノキはサラサラしていますね。
スギとヒノキは日本中で多く植えられている樹種です。皆さんの周りにもきっとあると思います。
ぜひみなさんも森の方に目を向けて、スギとヒノキを見つけてみてください。
飯南・縁の森 森脇